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    事務局
    キーマスター

    引用:2012年9月18日/Facebook【医療法人社団医献会 辻クリニック】

    現在、癌に対する基本治療は『手術・抗がん剤・放射線』である。
    この中で抗がん剤は広く使われる方法ではあるが、その副作用が問題となる。
    究極の抗がん剤は『癌細胞だけを死滅させ、正常細胞には機能しない物質』であるが、いまだその物質の開発には至っていない。

    この論文では広く利用される抗がん剤『シスプラチン』の副作用を水素が大きく軽減したと報告している。
    特にシスプラチンの腎臓毒性はdose-limiting toxicity(用量制限毒性)であり、それによる腎障害によって十分な量を投与できなくなる。
    その原因はシスプラチンが腎臓の細胞内ミトコンドリアを障害し、それによって大量のヒドロキシラジカルが発生することにより、その酸化ストレスによって腎臓組織(細胞)が大きく破壊されるためである。

    この研究ではマウスにシスプラチン投与による腎機能(BUN, Cr)障害に対し水素を投与したところ、その障害が明らかに軽減されたとしている。
    加えて、水素はシスプラチンの機能には全く影響を与えないため、同時投与によってシスプラチンを作用量まで投与することが可能である。

    当院においても、抗がん剤投与患者に対し水素点滴を行っているが、明らかに副作用が軽減(もしくは出現しない)され、治療継続が容易であることを確認している。

    今後、抗がん剤に頼らない治療(高濃度ビタミンC療法など)との併用療法も有効である可能性がある。

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