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    rsck
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    引用:2013年12月25日/Facebook【医療法人社団医献会 辻クリニック】

    水素による「抗酸化/抗炎症作用」によって、アルツハイマー病における「アミロイドβタンパクからの活性酸素とそれによる慢性炎症の抑制」に対し効果を発揮するものと思われます。
    【βアミロイド誘発性アルツハイマー病における神経炎症と酸化ストレスを水素が抑制】
    アルツハイマー症(AD)と活性酸素/慢性炎症の関係に関する研究が急速に進んでいます。
    これは
    ・βアミロイドが沈着していても痴呆を発症しない場合がある
    ・脳の炎症反応を担う活性化ミクログリアの集積
    ・サイトカイン等の炎症惹起物質の発現増加
    ・Aβが、マクロファージからの炎症惹起物質産生を促進させる
    ・脂質の多い脳は酸化ストレスに弱い
    ・DHAが脳内に多い女性にAD患者が多い
    ・非ステロイド性抗炎症薬(NSAID)を長期服用しているリウマチ 等の患者で、AD 発病のリスクが低いという疫学調査
    ・カテキンなどの抗酸化物質摂取がAD発症を抑制する疫学調査
    といった多くの研究から導かれています。
    そしてこの論文ではさらに深く掘り下げ、アミロイドβによってなぜ活性酸素や炎症が増加するかを示し、水素がこれらを抑制することによって、アルツハイマー病を抑制する仕組みについて書いています。
    最近の水素論文にあるように、ここでも水素の作用は「JNK,NFκB」といった炎症性酵素の制御によるものだとしています。
    これらによって活性酸素と炎症が関連づけられ、本来、防御システムとして働くはずの免疫-炎症システムを逸脱させ、連動して細胞や組織を損傷してゆく方向に変化させます。
    そのきっかけとなるのが『継続的に放出される活性酸素』であり、その発生源として蓄積したアミロイドであるということなのかもしれません。
    加齢によって蓄積するアミロイドに対し「その合成抑制と分解促進」という治療法の模索もありますが、これらは他の重要なタンパク質への影響もあり、困難を極めます。
    しかし、そこから発生する活性酸素の抑制によって
    *炎症の抑制
    *神経変性の抑制
    *その結果によるアルツハイマー症の抑制
    を模索するほうが、近道であるように思います。
    副作用のない水素がアルツハイマー病に対する「究極の対症療法」となる可能性も高いのではないかと考えています。

    医療法人社団医献会 辻クリニック
    理事長 辻直樹
    東京都千代田区麹町6-6-1長尾ビル8F(四ッ谷)
    03-3221-2551
    info@tsuji-c.jp

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