引用:2013年3月11日/Facebook【医療法人社団医献会 辻クリニック】
【花粉症とビタミンD/水素療法】
すぎ花粉症の季節になってきました。
今年は花粉に加え、数々の微粒子(PM2.5など)も問題で、アレルギー症状を引き起こす人がとても増加しているようです。
「花粉症にビタミンDが効く」ということは、最近多くのメディアで取り上げられ、実践する人も増えてきたようです。
当院でもビタミンD療法は
*花粉症
*各種アレルギー疾患
に対し行っていますが、本年は「水素療法」を併用しています。
花粉症は花粉に対して免疫が発動することによって発症します。
その免疫→炎症反応が通常に比べて強すぎるため(今となってはなにが『通常』かは解らなくなってきましたが)、
*眼のかゆみ
*鼻汁、かゆみ
*くしゃみ
*呼吸困難
*皮膚炎
など「粘膜・皮膚症状」を引き起こします。
それらに対し、現在の治療法は
*ステロイド
*抗ヒスタミン剤
*減感作療法
が中心でした。
ビタミンDと水素の作用機序はそれぞれ違います。
詳細は過去にアップ(論文とともに)していますが
【ビタミンD】
脂溶性ビタミン全般に言えることですが、脂溶性ビタミンは「栄養」というよりは「ホルモンに近い」と考えられるようになってきました。
各細胞の核受容体に結合することによって機能し、免疫調節作用なども存在することが解ってきました。
そのため、ビタミンD療法は
*花粉症、喘息、各種アレルギー疾患
*自己免疫疾患
*がん予防
などに利用されはじめています。
【水素】
水素の作用は最近になって急速に解明されつつありますが、その主役は【抗酸化作用】と【抗炎症作用】【免疫調節作用】です。
詳細は過去の論文集としてアップしていますが、花粉症に対する作用は「抗炎症作用と免疫調節作用」です。
あくまでもイメージではありますが、抗炎症作用は対症療法的作用であり、免疫調節作用は根本治療に近いと考えることができます。
水素の抗炎症作用とビタミンDの免疫調節作用を併用させる治療が『ビタミンD/水素併用療法』です。
この治療は「注射」と「内服」があります。
多くの場合は「併用療法:来院時に注射、自宅にて内服」という方法が効果も高く、早い印象です。
それぞれ税引
*水素/D注射:¥7,000/1回
*水素内服カプセル:¥8,000(60カプセル入)
*ビタミンDカプセル:¥5,000(60カプセル入)
です。
ご希望の方はクリニックまでご予約ください。
医療法人社団医献会 辻クリニック(四谷/麹町)
03-3221-2551
info@tsuji-c.jp