ホーム 【Facebook】動脈硬化と水素治療
引用:2012年8月8日/Facebook【医療法人社団医献会 辻クリニック】
「動脈硬化」は加齢の代表的疾患であり、多くの疾患(心筋梗塞、脳梗塞など)のもととなる。
血管内皮細胞の酸化劣化に加え、血中脂質の酸化などもその原因であり、大変複雑ではあるが「酸化劣化」がその主原因であると考えられている。
この論文は動脈硬化の自然発生モデルである「アポリポ蛋白Eノックアウトマウス」を作成し、水素の投与によって動脈硬化の発症状態を観察している。
本来であればこのノックアウトマウスは確実に動脈硬化を発症するが、水素を負荷し続けたマウスは明らかに動脈硬化の発症が少なかった。
当院では現在「動脈硬化を発症した方」に対して水素療法(水素点滴+ 内服)を行っているが、動脈硬化による高血圧が低下し、降圧剤の内服量が徐々に減少してくる。
この論文は「水素療法を行うことが、将来の動脈硬化発症予防になる」ことを示す論文である。